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「eeyes」は、視線のみで直感的に操れるコミュニケーションツールです。ALS(筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィーなどの難病の方や、寝たきりで体が不自由になった高齢の方など、口頭によるコミュニケーションが難しい方をサポートするために開発されました。普段お使いのサイドテーブルに「eeyes」を置いて簡単な設定を行うだけで、いつでもコミュニケーションをお手伝いします。その場にいる人と音声で会話するための発声機能はもちろんのこと、離れた人とつながるSNSへの投稿機能や、これまでになかった感情や気持ちを伝える絵文字を搭載し、コミュニケーションを「ストレス」から「楽しみ」へ変えます。

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私が「eeyes」の開発に挑戦したのは、ある少女との出会いがきっかけでした。その少女には障がいがあり、手足を自分の力で動かせず、話すこともできませんでした。それでも、母親が話していることは理解でき、時折うなづいたりもします。そんな少女と母親がコミュニケーションのために使っていたのが、ひらがなの50音が書かれた文字盤でした。文字はいくつかのグループで色分けされており、少女が見つめる部分を「赤?青?緑?」と母親が尋ねます。少女がうなづいたところでまずグループを特定し、さらにその中の言葉を「あ?い?う?」と一つひとつ問いかけ、ようやく一つの文字を特定するのです。これは大変だと思い、ITのシステムで同じような機能のシステムはないのか母親に尋ねてみたところ、「あるけれど、高くてとても買えません」と言います。調べてみると、当時はアイトラッキングなどのマーケティングのために開発されたシステムしかなく、価格は100~200万円ほどでした。しかも、操作も難しく、ITリテラシーが高い人でなければ使えません。オレンジアーチがこれまで培ってきた技術を使えば、きっともっと簡単に操作でき、安価なシステムを作れるはずだと思いました。そこで私は、視線認識のシステムの開発を決意したのです。

ところが、現実はそんなに甘くはありませんでした。研究を進めるうちに、開発にはかなり高度な技術が求められることが分かりました。試行錯誤が続きました。

「やはり、無理なのかもしれない……」

くじけそうになるたびに、少女のかわいい笑顔が浮かびます。2016年からは脳科学と光技術を研究するために大学院に通い、徹底的に技術を学びました。そうして、着想から2年。ようやく、製品化が実現しました。ALS( 筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィーなどの難病の方や、寝たきりで体が不自由になった高齢者など、少女と同じように大変な思いをしている人は、世の中にたくさんいます。「eeyes」は、そのような人々と家族、周囲の方とのコミュニケーションを円滑にします。きっと、皆さんの日々の生活を豊かにできると信じております。

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本山に続きまして、開発チームからひと言。簡単なテストプログラムから始めた「eeyes」ですが、今回の製品化バージョンでは前身のプロトタイプ版の開発を通して学んだこと、実際にユーザーの皆さまに伺ったご意見をベースに開発を進めました。ご意見やご要望をもとに練った画面やユーザーインターフェイスをぜひお試しください。

「eeyes」はこれからもユーザー様に寄り添いながら機能の改善や向上を行って行きたいと思います。それにはユーザーの皆さまの声が必要です。ご意見やご要望のみでも構いませんので、ぜひお聞かせください。

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視線センサーをノート型パソコンのUSBポート(USB2.0以上)へ接続し、ディスプレイの下部のベゼルに設置すれば、ハードウェアの準備は完了です。「eeyes」では視線センサーから得られた視線に関する情報を処理することにより、ディスプレイのどの場所を見ているかを判定して、画面の操作をコントロールします。

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視線を設定するキャリブレーションが終わりましたら、「eeyes」をすぐにご利用いただけます。画面下部にある設定パネルで使いやすい設定に変更し、快適なコミュニケーションをお楽しみください。

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「eeyes」は使いやすいさまざまな機能を搭載しております。入力方式は視線のみではなく、スイッチやマウスでの入力も対応しています。また文字の大きさや文字を決定までの長さなど細かく設定してお使いいただけます。

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「eeyes」でご提供するパソコンは、いろんな場所に設置しやすいノート型パソコンとなります。(※状況により一部の仕様が変更となる可能性がございます。ご了承ください。)

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「eeyes」をご利用いただくため、別途ご用意が必要となる利用環境がございます。入力機器は別売となっており、ご利用いただく入力方式によって必要となる機器が異なります。入力機器の全てをご用意いただく必要はございませんので、必要に応じてご用意ください。

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「eeyes」のこれまでの歩みとこれからの未来を記載します。「eeyes」の前身である「eeyes(プロトタイプ)」の開発は2015年の2月頃に始まりました。当初はAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットをベースに、汎用センサーや眼鏡型センサーを用いて開発を進め、東京大学・学際バリアフリー研究プロジェクト(AT2EDプロジェクト)の公式サイトへの収録、センサーメーカー様主催のコンテストで受賞するなど一定の成果を上げてきました。この「eeyes(プロトタイプ)」をより実用的に進化させ、現実に生じている不自由を解消させるに足る製品を目指し、2016年に新しいプロジェクト「eeyes」を立ち上げました。「eeyes」は単純なコミュニケーションツールの枠を超え、社会のイノベーションを起こすサービスを目指して、これからも発展を続けます!

2016年12月 企画開始

「eeyes」の企画を開始しました。
視線によるコミュニケーションを実現するには、どのようなことが必要であるか検討を重ねました。

2017年01月 技術検証開始

視線認識を実際にお使いいただけるレベルまで精度を向上するため、技術の検証を行いました。

  • 2017年01月 技術検証プログラム構築
    「eeyes」に必要となる要素である視線による画面操作、「eeyes」とSNSの連携について検証しました。
  • 2018年05月 ユーザー負荷測定
    共同研究を行っている大学の先生の支援を得つつ、ユーザーにかかる負担を計測しました。
  • 2018年06月 ユーザー検証プログラム構築
    技術検証プログラムから、ユーザー様による評価を頂くための試作プログラムを作成しました。
2017年10月 商品検討開始

商品化に向け、ユーザー様の意見を反映しつつ、ビジネスモデルの検証を行いました。

  • 2017年10月 ビズネスモデル検討
    「eeyes」が皆さんのお役に立てるよう、ビジネスモデルの仮説を立てて十分に長く育てていけるか検討しました。
  • 2018年01月 ユーザーインタビュー
    ビジネスモデルの仮説を検証するため、ユーザー様のご自宅などにお邪魔し実際にお話しを伺いました。
  • 2018年04月 ビズネスモデル再検討
    ユーザーインタビューをもとに、「eeyes」のビジネスモデルを再検討しました。
2018年07月 リリース準備開始

一般リリースに向け、トライアルでの利用や、皆さまとのコミュニケーションチャネルをオープンします。

  • 2018年07月 バージョン1スコープ決定
    実際に販売することとなるプログラムが持つ機能を、ご意見をもとに調整します。
  • 2018年08月 ユーザーチャネルオープン
    生まれたての「eeyes」をご紹介し、実際にお試しいただく機会を作るための準備をします。
  • 2018年09月 バージョン1限定リリース
    ユーザーチャネルで募集した方に、バージョン1をご提供します。
    ご協力いただいたユーザーの方からのご意見を「eeyes」に反映します。
    「eeyes」をお試しいただける方を大募集中です!!一緒に「eeyes」を育てていければうれしいです。
2018年10月 一般公開リリース

製品版の発売となります。

  • 10月25日に無事発売となりました!。
  • 皆さまのお手元にお届けすべく活動中です!★いまここ

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ノート型パソコンには「eeyes」と視線センサー用のソフトウェアのインストールが完了しておりますので、お手持ちの入力機器を接続いただくことですぐにお使いいただけます。またサポートライセンスが付属しておりますので、ご利用にあたっての不明点や問題点などサポート窓口で解決することができます。

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「eeyes」のために頑張っているチームメンバーを紹介します。一日も早く皆様のお役に立てるよう北千住で頑張り中です。

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